<革靴> Alden 9901 エイジング 10年以上履き込み

Alden

自身初めて購入したAlden(オールデン)のご紹介です。

高価な靴なので、実際に長年履いたエイジング模様、感想が気になる方も多いはず。

人気モデルの一つであるAlden9901、プレーントゥ。気付けば既に10年以上履いている一足になります。

OGK
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10年、20年履けると言われるような部類の靴ですが実際のところどうなのか?
10年以上履いているAlden9901のエイジング、経年変化のサンプルとしてご覧ください。

Alden(オールデン)ご紹介


ファンも多いオールデン。
ここでは簡単にブランドをご紹介します。

1884年アメリカはマサチューセッツ州に誕生した靴ブランドです。
創業当初はカスタムメイドのブーツや受注生産の紳士靴を作っていました。

ブランドの特徴としては、主要なモデルで世界最高峰と言われるホーウィン社のコードバンを使用していることが挙げられます。

馬の臀部の一部からしか採れないコードバン。非常に希少価値の高い革ともいわれています。
コードバンが生み出す美しい皺は無骨なデザインの多いオールデンとの相性は抜群です。

加えて実用性に富んだラストの数々もオールデンの魅力だと思います。
履き味も良いものが多く、快適な歩行性を実感できる方も多いと思います。

コードバン以外にもカーフの表側やスウェードなど様々な素材も採用されています。

同じデザインでも採用する革の色や素材を変えて、ラストを変えて、様々なモデルが発売されているのもオールデンの特徴だと思います。

OGK
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細かな仕様の変更も含めると組み合わせは無限大。
どんどんオールデン沼に引き込まれていきます…。

エイジングレビュー

My Alden539 基本情報

・MATERIAL:CORDVAN
・COLOR:BLACK
・LAST:BARRIE
・OUTSOLE:DOBLE LEATHER
・SIZE:7 1/2 D
・購入時期:2009年12月頃(12年選手)

1930年代に誕生したとされるバリーラスト。
一枚革仕立てのプレーントゥはコードバンの魅力を最大限に活かしたオールデンの代表モデルです。

ウエルト部分の張り出しもオールデンならではの無骨さを増幅してくれています。

試着経験があり自分のサイズは把握していたので、1足目からAlden of Carmelさんで個人輸入にて購入しました。

OGK
OGK

当時は個人輸入の方法も今ほど情報がなかったため、Alden of Carmelさんとメールのやり取りをしながら購入したことを覚えています!

大切に履いていますが、あくまで靴。
道具と考えてガシガシ履いています。

ゲリラ豪雨に打たれたこともありましたし、細かなキズが入るのは気にせず履いています。

一般的なケアを行っているのみですが、10年以上活躍してくれています。

私のケア方法

・履いた後はシューキーパーを入れる
・定期的にブラッシングと栄養クリームを入れる
・コードバン特有の毛羽立ちが目立ってきたら「かっさ棒」を使用しケアする
・コバは色が剥げた部分はコバインキで時々補色する
・革本来の経年変化を楽しむため、栄養クリームは無色のものを使用する
・必要以上にピカピカなのは苦手なため、ワックスは使わない

バリーラストは開放的でありながら適度なホールド感もある履き心地です。
履いている間に靴底のコルクが自分の足にフィットするように沈んでいくと、最高の履き心地となります。

歩いていて「あー、気持ち良い!」と感じさせてくれる革靴はそうそう無いと思いますが、
私にとっては履き馴染んだバリーラストの靴はまさにそんな1足です。

フロント

革が厚くしっかりしているからか、私の9901にはそれほどダイナミックな皺は入っていません。
その分10年以上履いてもヘコたれる事もありません。

光沢は靴磨きを重ねることで、どんどん増していっている気がします。
簡単なブラッシングだけでしっかりと光ってくれます。

靴紐も購入当時のものです。新品に変えればもっとシャキっとするでしょうか。

サイド

横顔はこんな感じです。


アメリカ靴ということで無骨なイメージもありますが、バリーラストはノーズは長めで実はエレガントさも兼ね備えています。

こちらからの眺めの方がモコモコしています。

リバースウエルトと呼ばれる段付きのコバを採用しています。
オールアラウンドのウエルトは、靴全周を囲みシンプルなプレーントゥに迫力を加えてくれます。

バック

プレーントゥに合わせてシンプルな造りですが、大きなヒールが存在感を放っています。

踵は細かなキズが入っています。

ソール

つま先の補修、ヒールリフトの交換を1度行っています。
そろそろオールソールを検討しようかなと思っています。

オンスタイルでも履くことを念頭にコバは綺麗に見えるように時々補色し、ケアしています。

まとめ

代表的なモデルでもあり、コードバンの光沢と特有の皺を感じるには非常に良いモデルです。
ケアを怠らなければ長く楽しめる、そんな一足です。

バリーラストは足に合うのか全然疲れず、立ち仕事、長距離の歩行の際も苦になりません。

スーツ、ジャケパンにも履いている靴ですが、
オンスタイルでは私はアメトラ全開の時やジャケパンに合わせるにとどまっています。
アメトラとの相性はバッチリです!
ジャケパンの際にはすんなりとハマってくれる1足です。

カジュアルスタイルに合わせることが多く、
ウールのパンツはもちらん、ジーパンやチノパン、軍パンといったスタイルを大人っぽく見せてくれるにはとても良い靴です。

コロナ禍に伴いカジュアル化が進む中なので、これからむしろ登場機会は増える。
そんな靴かもしれません。Alden990もいつかは所有したいです。

20代前半で購入した靴ですが、30代に入ってから活躍の機会が増えている気がします。
これからも共に歳を重ねていければと思います。

Alden、コードバンを楽しみたい、Aldenの最初の一足を検討しているそんな方にお勧めの一足です。

現在、所有するAldenの一覧はこちら

最後までご覧いただきありがとうございました!

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