ファッション好きな会社員の所有するリアルなAlden(オールデン)の エイジング、経年変化のご紹介。
実際に長年履いたエイジング模様、所有した感想をご参考いただければ嬉しいです。
今回は5年以上履いたコードバンのロングウィングチップAlden9751をご紹介します。
こちらは夫婦でSFに旅行で訪れた際に購入した一足です。AldenSFに訪問してきました。
#8のロングウイングチップAlden975を購入してからというもの、いつかはAlden9751も欲しいと購入する機会を窺っていました。
Ⅴチップの素材ち買い、色ち買いに続き。ロングウィングも色ち買いです!
※10年以上履いている#8のロングウイングチップのエイジング模様はこちら。

こじんまりしたお店ですが、Alden好きからすると憧れのお店。
いざ入店!!!
当時コードバンの供給不足と世界的なAldenの流行もあり、定番モデルでも日本ではなかなか目にすることはありませんでした。
本国ではなんのその!壁一面にたくさんのモデルが並んでいました。
お目当てのAlden9751のマイサイズがあることを確認し、心の中でガッツポーズ。
念のため試着し購入です。

エイジングレビュー
・MATERIAL:CORDVAN
・COLOR:BLACK
・LAST:BARRIE
・OUTSOLE:DOBLE LEATHER
・SIZE:7 1/2 D
・購入時期:2016年10月頃(5年選手)

1920年代にアメリカで大流行したロングウィングチップ。時代を超えて今も当時の姿が残っているのはまさに名作と言えるでしょう。
履くたびに、お手入れするたび、シューズボックスで待機しているのを見るたびに無骨なその雰囲気にヤラレます。
Modifiedラストの履き心地の良さは色んな人が語りますが、個人的にはBarrieラストの履き心地もとんでもなく良いと思っています。
履き始めから心地良く履けるラストですが、コルクが沈み切った時には足全体を包み込む感じが本当に心地良いです。土踏まずへの優しいサポートはあるのですが、つま先部分はゆとりがあり履いていてストレスフリーです。
またダブルレザーソールのモデルはコンクリートジャングルを歩いていても足への衝撃を緩和してくれます。

自身の9751は本当に足に履き心地が抜群です。
毎回、履いた後の一歩目は「おっ!気持ちいい(〃▽〃)」となります。
思わずニヤニヤしてしまいます。

フロント

革の奥から鈍く光るコードバン。特にブラックコードバンはヌメっとしていて、引き込まれます。
フロントのWの切り替えし、メダリオン、パーフォーレーション、ピンキングとこれでもかと意匠が盛り込まれています。加えてダブルレザーソール、リバースウェルトと重厚なコバ周り。
ブラックコードバンの質感も相まってまるで鎧のようです。
サイド


ロングウィングチップの横顔の良さは言わずもがな。私もこんな横顔になりたいです。
バック

右足のヒールリフトがまさに交換のタイミングです。
ギリギリのギリでトップリフトまでは削れてないくらいです。
5年以上履いて初めてのヒールリフト交換になります。
着用頻度は月に3~4回といったところです。
つま先もそろそろ補修時期なので、一緒に補修に行ってきます。
ソール

ソールは全体的に削れてきています。まだオールソールまでは不要かと思います。
まとめ
色ち買いするほどロングウィングチップが好きな私ですが、コードバンの皺を楽しみたい方にとっては数枚の皮を張り付けており、かつ装飾がたくさん入っているのでがっつり皺を楽しむことはできないモデルかもしれません。
しかしそれ以上にアメリカを象徴するロングウィングチップに、Alden、Horweenのコードバンとアメリカの詰め合わせ状態のこの靴。
アメトラ、IVYといったスタイルにはこれ以上ない靴だと思います。
オンスタイルではブレザーはもちろん、スーツにも合わせて履いています。
冬場はフランネルなど重厚感のあるパンツに合わせるのが抜群にカッコいいと思います。
逆に夏は足元に重さが出るので、出番は少なくなるかもしれません。
足元を一段格上げしてくれる鎧のような一足。本当にお勧めな一足です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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