<革靴> Alden 975 エイジング 10年以上履き込み

Alden

次に私の所有する中では2番目の古株のオールデンのご紹介です。

高価な靴なので、実際に長年履いたエイジング模様、感想が気になる方も多いはず。

アメリカンな雰囲気満々のウィングチップ、Alden975。こちらも既に10年以上履いている一足になります。

OGK
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無色のクリームでケアしているので良い感じに色が抜けていってます。

#8のコードバンのエイジング、経年変化のサンプルとしてご覧ください。

当時、円高で個人輸入に味を占めた私はこちらも一足目の購入から一年も待たずにAlden of Carmelさんにメールしたのでした。

エイジングレビュー

My Alden975 基本情報

・MATERIAL:CORDVAN
・COLOR:#8
・LAST:BARRIE
・OUTSOLE:DOBLE LEATHER
・SIZE:7 1/2 D
・購入時期:2010年5月頃(11年選手)

ウィングチップはアメリカ生まれの意匠として生まれ、1920年代にアメリカで大流行したモデルのようです。つま先に入ったW型の装飾が踵まで伸びているものがロングウィングです。このモデルはTheアメリカンな佇まいが魅力です。

フロントのWの切り替えし、メダリオン、パーフォーレーション、ピンキングと多くの意匠が盛り込まれています。加えて外羽根やダブルレザーソール、リバースウェルトによるコバの重厚感とアメリカ靴を感じさせてくれます。

こちらも一般的なケアを行っているのみです。履いた後はシューキーパーを入れる、定期的にブラシイングと栄養クリームを入れるということくらいです。栄養クリームは革本体の経年変化を楽しみたいため無色のものを使用しています。

こちらの一足はかなり色抜けしていますので、#8の色抜けのご参考いただければと思います。
#8の色抜けは茄子っぽい色が抜けて赤みが強い茶色に変化してきます。

フロント

一枚革仕立てのプレーントゥと異なり、数枚の革を縫い合わせています。
パーツパーツにより革質も異なり、皺の入り方も異なる印象です。

大きな傷も入っていますが、メダリオンのおかげかそれほど目立ちません。
いつ入った傷かもわかりません。
(目立たないと信じたいだけ?)

また今回、発見が…ステッチの解れを発見しました。
今のところ実害は無く、それほど目立たないのでしばらく様子見かな…。
また変化があればお知らせします。

サイド

つま先部分に入ったWの切り替えが踵部分まで伸びています。この意匠がロングウィングたる所以ですが最高にかっこいいです。

バック

ロングウィング 、履き口のパーフォーレーションを覆うように一枚の革が縫い付けられています。
堅牢な雰囲気を増します。

ソール

この靴は購入当時につま先にスチールを付けています。ヒールリフトの交換はまだ行っていません。
コバについては時々補色しています。

まとめ

10年以上履き込んだ私のAlden975はいかがでしょうか。

傷やステッチの解れなど結構色々出てきてますね。それでもまだまだ履けそうですので、ガシガシ履いて愛情を注いでいきます。

こちらもオンスタイルではアメトラ全開の時にスーツ、ブレザー合わせて履いています。
赤みが強い茶色という色味もあってか、カジュアルスタイルに合わせることが多いです。

男心をくすぐるロングウィング。いい靴ですね。

徐々にアメトラに流れが出始めたこともあり、ブレザースタイルに9751を合わせたいと妄想を巡らせる日々が続いていくのでした。

ブログを切っ掛けにまじまじと自分の靴を眺めていますが、あの時入った傷かーと当時の思い出が蘇ったりと、たかだか“靴”なんですが相棒たる存在感を感じています。

モノを長く愛用するのは良いですね。愛着が増します。
さらに履いていくうちに沸々とさらなる物欲が湧いてきます…黒も欲しい。

現在、所有するAldenの一覧はこちら

最後までご覧いただきありがとうございました!

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