まだまだ続くAlden(オールデン)の エイジング、経年変化のご紹介。
高価な靴なので、実際に長年履いたエイジング模様、所有した感想をご参考いただければ嬉しいです。
6年以上履いたカーフのVチップモデルAlden539をご紹介します。

オンスタイルの当番回数は1,2を争うほど多く愛用しています。
Aldenのカーフってどうなの?と気になる方も是非ご覧ください。
前回のBlogで紹介したAlden54321と一緒に新婚旅行の際に訪れたNYで購入した一足です。
憧れの空間AldenNYで54321を試着し終え、すっかりモディファイドラストの虜になった私。
すぐ隣にあったAlden539が目に入ります。ブラックカーフのVチップです。
周りにたくさんあるコードバンモデルの靴とは異なる輝きを放っていました。
どこで刷り込まれたかⅤチップはコードバンよりカーフ、しかもブラックの印象が強かった私。欲しくてたまらなくなります。
二足もさすがにと思いながらも、頭の中で計算。

ん?!二足で14万くらいか!
日本でコードバンのAlden買うのに毛が生えたくらいやん。
※あくまで記憶ベースの金額です。
愛妻からも大事に履くなら良いんじゃないとOKを貰い、まさかの素材ち買いの色ち買いです!
雨が降っている時にわざわざ履いてはいきませんが、
曇りのち雨、小雨がパラつく・・・などの予報であれば気にせず履いて出かけます。
どの靴履こうかなという時についつい手が伸びる一足です。
エイジングレビュー
・MATERIAL:CALF
・COLOR:BLACK
・LAST:MODIFIED
・OUTSOLE:SINGLE LEATHER
・SIZE:7 1/2 D
・購入時期:2015年6月頃(6年選手)

Ⅴチップの独特のデザインが目を引きます。つま先ぽってり。
もともとがO脚やX脚などを矯正する目的で生まれたモデルであり、派手な装飾もなく様々なスタイルにハマります。
アイレット(靴紐を通す穴)が6つあり、ドレッシーな印象を加えてくれます。

539はライニングがキャンバスで、足なじみがとても良いです。
前述の通り、雨降るかもという予報の日でも履きます。何なら先日の東京での大雪の日(2022/1)も履いていました。
インソールに浸水の痕も見えますが、履き込んでる証かなと思います。
フロント

Aldenのカーフは割と大きく深く皺が入ります。
他の高級靴のカーフと比べてると革質が…という声も聞きますが、柔らかく買ったその日から履きやすい、さっと磨けば光沢が出るので気に入っています。
サイド


横画はこんな感じです。
ライニングの影響かシュッとして見えます。Aldenにらしいボリュームは抑え目かもしれません。
バック

ヒールリフトがそろそろ変え時ですね。
歩き方のせいだと思いますが、いつもヒールは外側が削れていきます。
ソール

購入当時につま先にスチールを付けています。
悪天候で履いた後はしっかり乾燥させる、ソールも含めしっかりケアすることを心掛けています。
この靴含めてレザーソール用のクリームを愛用してしますので、後日ご紹介します。
まとめ
モディファイドラストの快適さ、カーフのお手軽さもあり本当によく履いている一足です。
オンスタイルの際に履くことが多く、私にとっては仕事の良き相棒といった存在です。
可能な限り長く履きたいですし、履き潰したらおそらく同じモデルを探すでしょう。
BEAMSクリエイティブディレクターの中村さんのBlogでもvチップが世の中に広まった歴史が紹介されていますのでご紹介します。
もともとはパリの伝説のセレクトショップ ”HEMISPHERES” (エミスフェール)が洋服屋としては初めてオーダーしたもので、我々世代にとってはアメリカというよりもフレンチアイビーを代表するモデルなんです。
パリっぽいALDEN
パリっぽいAlden!Anatomica(アナトミカ)でも猛プッシュされていますからね。
確かに無骨な雰囲気を持つ他のモデルとは空気感が異なるVチップ。
なんか柔らかい感じがします。これがパリってやつか(行ったことは無い…。)
Aldenが好きでコードバンのモデル以外も検討されている方には大変お勧めです!
539はインソールがうれしい旧ロゴなんです。
現在はだいぶ薄れてきたので、購入後しばらく履いてらの写真を記録用に残しておきます。

現在、所有するAldenの一覧はこちら。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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