AldenのAtom(アトム)ウィングチップのご紹介です。
UNITED ARROWSのBEAUTY&YOUTHレーベルの別注品で4年以上履いています。
一見するとロングウィングチップやショートウィングチップのようにも見えますが、どちらのモデルとも異なります。
Atomの最大の特徴は羽根の接続部分から踵にかけて一直線で入っている装飾です。
Aldenで過去に発売されていたモデルを復刻させたモデルです。
Atom + ウイングチップやキャップトゥと組み合わせてデザインされているものを見たことがあります。
いつかAtomのモデルが欲しいなーと思いながら日々を過ごしていました。
そんな時にSNSでこのモデルが発売されていることを知り、試着&熟考の末に購入しました。

雑誌Begin(ビギン)で付録されていた大手セレクトショップを対象とした10%OFFクーポンを活用して購入しました。よっ!買い物上手!
アッパーと同色のハトメが外側に付けられているモデルです。
カジュアルな要素が強い一足ですがAtom仕様というレアな一足ということもあり、履くたびに気分を高揚させてくれます。
願わくば履いて過ごす日常の様々なシーンを横から見たいくらいです。
Atom仕様の一直線に伸びる装飾を中心に。
エイジングレビュー
・MATERIAL:CORDVAN
・COLOR:BLACK
・LAST:BARRIE
・OUTSOLE:DOUBLE LEATHER
・SIZE:7 1/2 D
・購入時期:おそらく2018年1月頃(4年選手)

黒の外ハトメも良いアクセントになっています。
外羽根、外ハトメとウイングチップとTricker’s の代表モデルであるBOURTON(バートン)を彷彿とさせる見た目ですが、似て非なるもの。
カジュアルだけど上品さも感じさせてくれる。なんとも不思議な靴です。

フロント

フロントの装飾はロングウィングチップ、ショートウィングチップとも異なります。
Atomの装飾はコンパクトながら力強さを感じさせてくれます。
対してロングウィングチップとショートウィングチップの装飾は左右に拡がっていくような装飾です。優美な印象を与えてくれます。

※10年以上履き込んだAlden975はこちらから。
どちらかというとカジュアル寄りのAtomフォーマルにもカジュアルにも振ることができるロングウィングチップとショートウィングチップ。それぞれらしい装飾です。
サイド

羽根の接続部分から踵にかけて一直線で入っている装飾に注目です。
AtomがAtomであるための装飾。

バック

実はこのバックのデザインもAtom特有です。カカトの外側の革が長めに取られ、内側まで伸びているかのようなデザインです。
何の意味があるのかわかりませんが、手の込んだデザインです。
定番のプレーントゥのモデルも同じようなデザインです。
タッセルローファーのフォクシングスティッチといい、Aldenのカカトへのコダワリを感じます。
※踵の装飾で有名なフォックシングスティッチが施されたタッセルローファー生地はこちらから。
その①。その②。
ソール

まだまだ綺麗です。
履く頻度にもよりますが、だいたい5年ほど履くとソールはどこかしら修理が必要になる印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ひっそりとレアなモデルだと思い、気に入っているAtomウイングチップ。
カジュアルに合わせることが多い一足ですが、ジャケパンスタイルであれば問題なく履けます。

少し前まで状態の良いAlden31851をヤフオク等のセカンドハンド市場でちょくちょく見かけていました。
一足目に買うモデルでは無いと思いますが、Alden沼にハマっていく過程で良いなーと思えるモデルかと思います。
Atom キャップトゥのモデルがBrogueさんで発売されていますので、よろしければ是非!
皆さんもAlden沼でお待ちしています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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