まだまだ続くAlden(オールデン)の エイジング、経年変化のご紹介。
今回はみんな大好き#8コードバンで作られたタッセルです。
品番の頭にNが付くのは日本別注モデル。このモデルはBeamsPlus20周年で作られたものになります。
3年以上履いた#8のコードバンのタッセルローファー、Alden N7102のエイジング模様をご紹介します。

馴染みの薄いLeydon(レイドン)ラストのサイズ感についても触れています。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
20周年を記念するパーティに招待いただき、サンプルを見せていただいた際にすぐに購入を決めた一足です。
カカトにもスペシャルな装飾があり、個人的に刺さったモデルです!
エイジングレビュー
・MATERIAL:CORDVAN
・COLOR:#8
・LAST:LEYDON
・OUTSOLE:SINGLE LEATHER
・SIZE:8 D
・購入時期:2019年4月頃(3年選手)

レイドンラストを採用した一足になります。

レイドンラストはAldenの中では幅は中間的な位置づけ。
タッセルローファーと言えばのアバディーンラストよりも若干幅に余裕があります。
つま先部分の丸みも特徴的です。

レイドンラストのサイズ感について
レイドンラストのサイズ感についてご紹介します。
なかなか試着することのないラストかと思いますのでご参考まで。
私がこれまで所有したレイドンラストの靴は3足です。
・カーフのローファーの7 1/2 D
・アンラインドのスウェードチャッカブーツの7 1/2 D
・今回ご紹介しているタッセルローファーの8 Dです。
私の足には8Dがベストサイズです。
馴染みのある他のAldenのラストと簡単に比較すると…
Last | サイズ | 所感 | |
---|---|---|---|
① | Barrie | 7 1/2 D | ベストサイズ。履いてて心地良い。 |
② | Modified | 7 1/2 D | ベストサイズ。履いてて心地良い。 |
③ | Aberdeen | 7 1/2 E | ベストサイズ。履いてて心地良い。 レースアップシューズ、ローファーとも所有していますが両方ともバッチリ。 |
④ | Leydon | 7 1/2 D | カーフのローファー。 つま先が詰まり、痛いです。長時間の歩行はつらい。 |
⑤ | Leydon | 7 1/2 D | アンラインドのスウェードチャッカブーツ つま先部分はタイトですが、素材の影響が大きいのか何とか履ける。 厚手の靴下は厳しい。 |
⑥ | Leydon | 8 D | ベストサイズ。 ローファーを所有。土踏まずのサポートも感じることができ快適。 踵も抜けません。 |

Barrie(バリー)やModified(モディファイド)からハーフサイズ上げて履いています!
スウェードのチャッカブーツなどに採用されているモデルです。
海外の人気店ではローファーをレイドンラストで別注したりもしています。
フロント

つま先部分の丸みが良くわかります。
「丸みのあるつま先」+「タッセル(房飾り)」が付きますので、愛くるしい見た目です。
アバディーンラストライクなBrooksBrothersのタッセルローファーと比べると随分印象が異なります。
サイド


横顔も素敵です。
レイドンラストはアバディーンラストと比べると、若干甲が薄いです。
バック

ポイントとなるフォックシングスティッチ。
1957年にBrooks Brothers向けのタッセルローファーに加えられたカカトの装飾です。
タッセルローファーにフォックシングスティッチを入れるのはBrooks Brothers向けだけの特別仕様と思っていました。
BEAMSさんとAldenの長年のパートナーシップの成せる別注ということなのか…、大興奮の別注ポイントです!

少し角度を変えて。無骨な後ろ姿です!

フォックシングスティッチが有るか無いかで随分と印象は異なります。
カカトに立体感が出ますし、職人による手仕事の味わい深さも加わります。
ソール

しっかりソールは残っています。
土踏まず部分が少しくびれています。履いた際に土踏まず部分への押し上げを感じ、心地良いです。
まとめ
レイドンラストにフォックシングスティッチ。別注ならではの特別な仕様。
ジャケパンの際はもちろん、スーツスタイルのハズシとしても活躍する一足です。
ドレッシーに見え過ぎない絶妙なバランスなのでカジュアルシーンでも使い勝手は良いです。
古着の軍パン、M65フィールドパンツにもバッチリです。

最後までご覧いただきありがとうございました!
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