まだまだ続くAlden(オールデン)の エイジング、経年変化のご紹介。
実際に長年履いたエイジング模様、所有した感想をご参考いただければ嬉しいです。
今回は5年以上履いたコードバンローファーAlden987のエイジング模様をご紹介します。

平均すると月に4回程度の登場回数です。
冬場に履かないという方もいますが、私は冬場も履いています!
旅行の際に訪れたAlden SFで購入しています。
Alden9751と一緒に購入した一足です。
日本より安く買える&旅行のスペシャル感があり試着したら…、歯止めがききませんでした。
Alden987はアメリカ本国仕様のモデルです!
日本仕様のモデルと比べるとノーズが短く、甲が低いモデルになります。
エイジングレビュー
・MATERIAL:CORDVAN
・COLOR:BLACK
・LAST:VAN
・OUTSOLE:SINGLE LEATHER
・SIZE:7 1/2 D
・購入時期:2016年10月頃(5年選手)

日本仕様の99362はラコタさんのサイトをご参考ください。
見比べるとバンプの長さが異なることがよくわかります。結構違いますよね?
甲の高さは革一枚分日本モデルの方が高いです。これは見た目ではわからいですね。

本国仕様のローファーを愛用してみて…

日本仕様のモデルホワイトバックスのローファー、Alden63446を愛用しています。
素材の違いはありますが、本国仕様と日本仕様のローファーを長年履いてみた感想を記しておきます!
仕様 | フィッティングの感想 |
---|---|
本国仕様 | ・全体的に大らかなフィッティング。 ・ノーズが短く履き口が広くなるため、履いているとカカトが抜ける感覚があります。 ・甲部分がきついということはありません。甲部分は快適です。 |
日本仕様 | ・甲部分でホールドが利き、カカトがしっかりついてきます。 歩行のしやすさはこちらに軍配。 ・ただしノーズが長くなった分、ストラップの位置が変わっているのか、 左右ともストラップ付近とその上部の半円部分が甲にめり込んできます。 |
フィッティングは日本仕様の方が良いと思います。
甲高、カカトが小さい日本人向けによく改良されているなと感じます。
私の足にはノーズが長いことがマイナスになっている気もしますが…。
見た目については、
本国仕様の方がノーズが短いことにより、カジュアル度は増します。
履き口が広く、靴下の見える面積も多くなります。
ノーズが長くなったことにより、日本仕様は幾分かドレッシーに見えます。
並行輸入や個人輸入でも本国仕様の靴を購入できますので、 どう履きたいかで検討されても良いかもしれません。

・アメリカにこだわりがある人には嬉しい本国仕様
・ローファー自体がカジュアルに履く靴(フィッティングも見た目も含めて)
以上の理由から、私自身はAlden987には大満足です!
フロント

Aldenのペニーローファーの特徴として、プレーントゥのように一枚皮を基本として作られています。
特徴的なモカ縫い部分は革を接ぎ合わせているのではなく、縫い込んでモコモコとした表情が生まれています。職人さんの手縫いによる神業です。
サイド


ローファー=中高生が履く靴というイメージがありますよね。
Aldenのローファーはコードバンの質感とモカ縫いの立体感で、それとは違う無骨で色気のある大人の靴になっていると思います。
バック

一枚の革がカカトに縫いつけられています。補強の意味もあると思いますが、男らしい後ろ姿を演出してくれます。
カカトが抜けることもあり、ヒール部分を地面に擦って歩いているのか、ヒールリフトはよく削れています。
そろそろ交換に行ってきます。私の足の場合、月に4回程度の登板で5年ほど履いているとどこかしら補修する必要が出てくるようです。
ソール

ソールは薄くなってきていますが、まだオールソールまでは大丈夫ですね。
まとめ
手持ちの「TAKE IVY」を読み返してみました。
表紙からローファー。よく見かける一コマにもローファー。チェックのバミューダパンツに白ソックスにローファー。
みんなめちゃめちゃローファー履いてます。まさにIVYにはなくてはならない靴!
自身のスタイルでもチノパンに合わせて履いている写真がありました。
両方ともアメリカ製のチノパン(Bills Khakis、BARRY BRICKEN)を履いています。
座って写真を撮っていたので、両方とも裾が上がっていますが…。


夏場は膝上の短パン&ラフにシャツを着て、このローファーという「TAKE IVY」なスタイルもやっています。
スニーカーやサンダルも良いですが、軽快な装いにこのローファーをプラスすることで装いを格上げしてくれる良い靴だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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