<革靴> Alden 62446 ホワイトバックス ローファー エイジング 6年以上履き込み

Alden

Alden(オールデン)の エイジング、経年変化のご紹介。

今回はスウェードモデルのエイジング模様のご紹介です。
まさかの変化球、ホワイトバックス(=ホワイトスウェード)のローファーです。

ホワイトバックスと言われる素材を使ったこのモデル。
6年以上履いたホワイトバックスのローファーAlden 62446をご紹介します。

OGK
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春、夏が来たらこのローファーをどう履こうか?!とワクワクする靴です。

2015年にUNITED ARROWSで購入しました。創業25周年記念で販売されたモデルの1つです。

記念モデルとして確か10型ローファーが発売されていました。
ローファー縛りです。思い切ったことしますね。

紹介するホワイトバックスに加え、ブラックやネイビー、ダークグリーンのスウェード、黒と茶色のカーフ、黒カーフにサドル部分だけグレインレザーの切り替え、黒と#8のコードバン、さらにレアカラーのラベロのコードバンのモデルを展開していました。

コードバンのモデルは当時UNITED ARROWSがお得意のトムラストだったかと記憶しています。

ラベロのモデルも販売されるタイミングでしたが、レアカラーは普段使いで合わせ辛いと思っており、それほど執着がない私は普通にスルーでした。
白いスニーカーの代わりにこのローファー履いてたらかっこええやん!と春の訪れに合わせてホワイトバックスのモデルの購入を決めたのでした。

OGK
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普通に考えるとホワイトバックス&ローファーの組み合わせも着用シーン選びますよね。

レアカラーも良い出会いがあれば履いてみたいです。

エイジングレビュー

My Alden 62446基本情報

・MATERIAL:SUEDE
・COLOR:WHITE
・LAST:VAN
・OUTSOLE:SINGLE LEATHER
・SIZE:7 1/2 D
・購入時期:2015年4月頃(6年選手)

ヴァンラストはつま先が垂直に立ち上がっているモカシン専用ラストです。
モカ縫いがきれいに載るように作られています。

こちらは日本仕様のヴァンラスト。アメリカ本国使用のヴァンラストと比べると甲が高く、ヴァンプ部分(つま先から甲にかかる部分)が長く履き口が狭い仕様です。

日本仕様のヴァンラストに加えて、スウェードのモデルによく見られるアンライニング仕様ではなく、レザーライニング付きなので履いているとしっかり甲部分にめり込んできます。(2022年3月現在も)

ヴァンプが長め、レザーライニング有りの仕様が幾分かドレッシーさを加えてくれます。

ちなみにホワイトバックスは“White Bucks”が英語表記です。
“Bucks(=Buck Skin)”とは“牡鹿の皮”ですので、“White Buck Skin“とは“白い牡鹿皮”です。

当時は牡鹿の皮を用いることが一般的でしたが、現在ではカーフのスウェードが使用されることがほとんどです。
ですので正確には“Bucks(=Buck Skin)”ではありませんが、スウェードやヌバック含めて白い起毛素材の靴を総称して現在はホワイトバックスと呼んでいます。

フロント

レザーライニングのおかげで“シャキっ”とした顔つきです。モカ縫い部分もきれいに載っています。
うっすら履き皺も入ってきています。

若干左足の方が黄ばみが出てきています。あまりにも左右差が出てきたら黒板用の白チョークで擦り白さを回復することも検討しようと思いますが、今のところ様子見です。

サイド

コバ部分は360度靴を一周していますが、白いコバスティッチ、ナチュラル仕上げのソールにより軽やかな印象を加えてくれます。

それにしても白いですね。

バック

お願いやから踵踏まんといてくれーと願いながら歩いているので、踵も綺麗です。

ソール

ソールはまだまだ綺麗です。そろそろ本格的に出番のシーズンなので、ソールモイスチャーで保湿しておこうと思います。

ケア方法について

ホワイトバックスは汚れてなんぼという方もいらっしゃいますが、綺麗に履きたいので私はマメにケアをしています。

使用後は豚毛ブラシでブラッシングし汚れを落とします。その後、スウェードにも使える栄養剤入りの防水スプレーを振りかけます。スプレーが乾いたら再度ブラッシングします。

防水スプレーがある程度汚れからも守ってくれますので、今のところ激しい汚れはついてません。

ちょっと過保護かもですが、この靴用に専用ブラシを用意しています。

ちなみにブラシは表革の靴とは別のものを用意することをお勧めします。表革用のクリームのロウ成分がスウェードに付着し固まってしまいますので。

まとめ


色落ちしたデニムはもちろんウールパンツなどに合わせてもきれいにハマります。
白いスニーカーよりも上品に、でも足元を軽やかに魅せたい時にはとても重宝します。

程よくゆとりにあるパンツにこの靴を合わせて、シャツやポロの上にコットンやシルク素材のカーディガンを羽織る。もう少し歳を重ねて余裕のある大人になったら、春夏にそんなコーディネートを想像しています。

春夏専用かというとそんなこともなく、秋冬でも頻度は高くないですが普通に履いています
余談ですがこの靴に限らず私は秋冬も普通にローファーを履きます。

偉そうに足組み画像で失礼します。


軍物のアウターを羽織り、FoxBrothersのガシッとしたフランネルのパンツ。足元にこのローファーを合わせています。ブラックウォッチなどのチェックパンツなどにもよく合うと思います。

OGK
OGK

冬にホワイトバックスを取り入れるスタイルを勝手に”Winter White bucks”と呼んでいますが、一向に流行る気配はありません。


なかなか手を出し辛いホワイトバックスかと思いますが、意外と様々なスタイリングに取り入れ易く活躍してくれています。

数年前にAldenのホワイトバックスは素材が確保できなくなり、今後販売されないと噂されていました。

しかし!!国内・海外でもちょくちょく新規で販売されているのを見かけています。
直近ではホワイトバックスで思い浮かべるレンガソールを装着したプレーントゥのモデルがBeamsPlusさんで発売されていますので、お好きな方は是非!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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